朝食抜くと太るはウソ??
朝ごはんを食べていないと太りやすいと聞いたことありませんか?
この話題はけっこう昔から最近まで議論されていますが、例えば2014年の1.9万人を対象にした研究では、
朝食を抜いたグループより、朝食を食べていたグループの方が体重(データではBMI指数)が軽いという結果になっています。
つまり、『朝ごはんを食べないと太る』ということになります。
しかし、最近になって朝ごはんを食べた方が太るという全く逆の説が有力になっています。
目次
なぜ朝ごはんを抜くと太るのか??
そもそも、なぜ朝ごはんを抜くと太ると言われていたんでしょうか?
2009年の調査によると朝食を抜くと空腹感が強くなり、昼以降の摂取カロリーが多くなるためとされています。
つまり、朝食を抜くと空腹感が強くなりドカ食いのリスクが高まるため、1日トータルの摂取カロリーが増えて太るという事です。
朝抜いた分、昼ごはんが美味しくて食べすぎちゃうって事ですね、
なんと朝食抜いても太らない!と判明
しかし、2018年までに報告された13の研究を解析したところ、
まったく逆の結果が判明したんです。
- 朝食を食べななくても体重は増えない
- 空腹感は高まらない
- 1日の摂取カロリーも増えない
つまり、朝食を食べないことが太る原因ではない。
また、朝食を食べることで痩せるという事にもならないと言うことです。
この報告によると、先の研究では朝食を食べていたグループはそもそも健康意識が高く、肥満になる要因が少なかったから体重が軽いという結果になったと言うことなんです。
つまり、朝食の有無は体重増加とは関係なく、1日の摂取カロリーがオーバーしやすかったグループが朝食を食べていないグループだったと言う結論です。
なので、朝食を抜いていてる人が朝食を食べると、
朝食分のカロリーが増加するのでもっと太ると言うことになります。
今すでに昼夜の2食って人は朝ごはんを追加するのは一旦ストップ!!
まとめ
- 朝食を抜いても太らない
むしろ朝食を食べると太るリスクは増える
朝食を食べるなら昼と夜を抑える
1日のトータルカロリーが最も重要
ダイエットでは朝ごはんを無理に食べる必要はなく、1日の摂取カロリーを考慮して食事の回数やタイミングを決定するべき。
驚愕の事実ですが、食べれば太るよというシンプルな話でした。
追伸
朝ごはんを食べない方が摂取カロリーは減りますが、やはり活動リズムによって朝食べた方が良い人もいます。
朝に活動量が多い方は朝食しっかりたべて、昼から夜にかけて抑えていく方がダイエット的にも健康面でもおすすめです。