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ローコンバットを学んで護身術を身につけよう!

明石 パーソナルトレーニングジム ローコンバット体験

こんにちは!明石のパーソナルトレーニングジム『YOLO fitness』のNaddyです。
先日、「ローコンバット」と言う護身術の体験クラスに参加してきました。

この記事では、護身術とはどのようなものか、またローコンバット以外の護身術も含めてご紹介していきます。

護身術とは

『護身術』は、自らの「身」を「護」る術と書きます。
護身術は、自分の身を護るために戦う技術のことを言います。また、「逃げる」「助けを呼ぶ」などの自分の身を護るために行動することも意味しています。
護身術とは、具体的にこれといった何かがあるわけではありません。
格闘技や武道などを通じて相手を撃退できるだけの技術を身につけることや、状況を的確に判断して必要な対処ができることなど、その行動の全体が護身術であると考えるのがよいでしょう。

格闘技との違い

格闘技とは、一対一で組み合って戦う競技のことを指します。具体的には、相撲・柔道・レスリング・ボクシングなどの種目があります。
護身術とは具体的な種目が決まっているわけではなく、格闘技で身につけた技術を自分の身を護るために活かしたものです。ですから、護身術の一部に格闘技が含まれると考えるのがよいのではないでしょうか。

護身術の一つ「ローコンバット」とは

今回私たちが体験してきた「ローコンバット」についてご紹介します。
ローコンバットという名前には「raw(生の)」「combat(戦闘)」という意味があり、「世界一実戦的な護身術」と言われています。
オーストラリア出身の格闘家であるルーク・ホロウェイ氏によって、「シラット」という東南アジア発祥の伝統武術や、中国の太極拳などを元に生み出された新しい護身術です。現在は複数の国家の警察や軍隊などにも導入されており、注目を浴びています。
ローコンバットはサバイバルをコンセプトとしており、危機的状況に陥った時に、その状況から脱出できるように日々トレーニングを重ねることで、身体を鍛えて、技術を磨くことはもちろんのこと、心もまた鍛えられます。

「なぜ、心?」と思う人もいるでしょう。
わたしたちが万が一危機的状況に陥ってしまった時に、そこから生き残るためには脅威をもたらす相手と戦う必要があります。そして、そこで起こる戦いは、「怖い」という気持ちを持つ自分自身との戦いでもあります。
だからこそ、「心・技・体」の全てを鍛えていく必要があるのです。

ローコンバットが実戦的と言われる理由は、次の5つのポイントにあります。

  • 人間本来の自然な立ち方、動き方をする
  • 性別や体格差を克服する技術を身につけて、日常で持ち歩くような身の周りの物を武器にする
  • シンプルな動きでアグレッシブに攻めて、即効性がある
  • 常に起こり得る状況を想定した実践的なトレーニング
  • 誰もが無理なく不安なく、楽しくレベルアップ出来るシンプルなシステム

これらのポイントから、ローコンバットを学ぶことで、誰しもが無理なく実戦的な護身術を身につけることができます。

護身術としておすすめのローコンバットの歴史

ローコンバットの歴史は、明らかにされていません。
しかし、創始者のルーク・ホロウェイ氏の年齢は非公表ですが、彼がまだ存命であることや、YouTube等での姿を見る限りまだ若いこと、日本でローコンバットのスタジオを開いたのは2010年であることから、比較的歴史の浅いものだと考えられています。

ローコンバットを取り入れている人気作品

ローコンバットは、東南アジア発祥の格闘技「シラット」がベースになっています。
シラットが題材になっている映画は多数あります。

日本のドラマや映画では、2010年に上映された映画『SP 野望篇/革命篇』で、主演の岡田准一さんが「カリ・シラット」を使ったアクションシーンを演じています。
カリ・シラットとは、フィリピンに古くから伝わる武術「カリ」と「シラット」をあわせた武術のことです。
2017年のドラマ『奥様は、取り扱い注意』では主演の綾瀬はるかさんが、『CRYSIS公安機動捜査隊特捜班』では小栗旬さんが、カリ・シラットを元にした華麗なアクションを披露しています。
また、『PSYCHO-PASS』という日本のアニメ作品でもシラットが取り入れられているそうです。

ローコンバットの技術

ローコンバットの技術にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、2つの技術をご紹介します。

ハンマーロック

ハンマーロックとは、てこの原理を利用して肩の関節を取り押さえる技です。
手順としては以下の通りです。

  • 左手の手首で、相手の右手の手首をおさえる
  • 右手で相手の上腕をつかまえる
  • そのまま左手を滑り込ませる
  • 滑り込ませた左手を相手の肘の上におく
  • 右手で相手の左手を掴み、引き上げる

ハンマーロックで固められると、どんなに大柄な人でも体を起こせなくなり、暴れている薬物中毒者でも取り押さえられるほどと言われています。

肘のガード

ローコンバットは、頭を抱えて肘を張るような姿勢が特徴的です。
この姿勢のままで、攻撃してきた相手の腕を肘で打ち壊すようにして攻撃します。実は二の腕は急所のひとつなので、とがった肘で攻撃されると、悶絶するほど痛むそうです。
タイのムエタイにも「縦肘」という、似たような技があることからも、肘による攻撃が相手に与えるダメージの強さがうかがえます。

ローコンバット以外におすすめの護身術

ここまでローコンバットについて見てきましたが、ローコンバット以外にもおすすめの護身術はあります。

①クラヴマガ

「クラヴマガ」は、イスラエルで軍隊や警察向けに開発された護身術です。
徹底した合理化によって、体力、体格に関わらず短期間で習得できる速習性があり、トレーニングにあまり時間を割けない民間人から年齢、性別を問わず身につけることができる護身術として広く支持されています。
クラヴマガは上半身、下半身の筋力、スタミナ、柔軟性のいずれに対しても非常に大きな増強効果を持つため、トレーニングとしても、ダイエットやボディメイク術としても最適です。

②システマ

「システマ」は、元ロシア軍特殊部隊将校が創設した「生き残る」ことを目的とした格闘技です。
システマには基本となる「構え」もなければ、試合もありません。戦闘が発生した場合は、とにかく「生き残る」ために戦いを終わらせることを優先させます。お互いのダメージを最小限に抑えて戦闘を終わらせれば、恨みも残らず平和的な解決ができるという考えが、システマの考えです。
システマは、ルールに縛られずに「生き残る」という目的を達成するために自由自在に動き回る作業から、社会生活に応用できる部分が多く、社会人の習い事としても人気があります。

システマのレッスンには、決まったトレーニングカリキュラムなどはありません。
例えば、ナイフを突きつけられるというシチュエーションがあったとします。
一般的な護身術の教室であれば、ナイフをもった相手に対してどのように立ち振る舞うか、どのようにして相手を取り押さえるかを学ぶことができるでしょう。
しかしシステマでは、ナイフを突きつけられた時に、自分はどのような不安や恐怖を感じるのか、その感情とどのように向き合っていくのかを学ぶことに重点が置かれます。
システマのレッスンでは、実際にナイフを突きつけられた状態で、どう動けば相手のナイフを交わすことができるかを考えながら、身体を動かしていきます。身体の柔軟性と頭の回転が同時に求められるため、非常に心身が鍛えられます。

③カリ

「カリ」は、古代フィリピンの護身術です。
カリは、竹槍や棍棒、刀などの武器を操ることが基本的な動きです。
他の武術と大きく異なる点として、武器や素手での技術が共通していることが挙げられます。
武器を持っていても、持っていなくても、基本的に同じような動きで戦うことができます。

例えばあなたが暴漢に襲われたり、ナイフを持った不審者に詰め寄られたりした時、あなたが武器になるようなものを持っているとは限りません。場合によっては、素手で応戦しなくてはならないかもしれません。
そんな時にカリの心得があれば、武器の有無にかかわらず相手を撃退することができるかもしれません。
カリのレッスンでは、ソロバストンやナイフ、マノマノなどとよばれる武器を使った戦い方に慣れてきたら、ペットボトルやペンなど、日常の生活用品を武器として戦う方法も学びます。また、関節技や投げ技などもあわせて学びます。

カリのファイトスピリッツは、かの有名なアクション俳優ブルース・リーも学んでいるほか、『バイオハザードII アポカリプス』、『イコライザー』、『007 慰めの報酬』などのハリウッドアクション映画でも、フィリピン武術の動きが見られます。

④合気道

合気道は柔道・剣道と並び日本に伝わる武道のひとつです。武道家・植芝盛平が大正末期から昭和前期にかけて創始し、戦後広く伝わりました。
合気道は、相手と強さを競うような種類の武道ではないため、試合や競技はありません。
入身、転換の体さばき、呼吸力から生まれる技によって、お互いに切磋琢磨し合って稽古を積み重ねることで、心身の錬成を図るのを目的としています。

⑤空道

「空道(くうどう)」という武術の名前を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。
空道とは、東孝が創設した打撃系総合武道で、現実の闘争を想定した21世紀生まれの新しい武道です。
空道では、頭部に「ネオヘッドギア空」という、特別に開発された補助具を着用します。
突き技、蹴り技、投げ技、頭突き、肘打ち、金的蹴り、寝技、寸止めマウントパンチ、関節技、絞め技などが技として認められており、ヘッドギアを装着する点からもわかる通り、実戦的に戦います。
しかしながら、ただ己の強さだけを追求するのではなく、武道としての「社会性」、指定補助具やルール整備による競技としての「安全性」を兼ね備えています。また、一競技として、観る側のわかりやすさをも追求しています。

⑥剣道

剣道は日本で古くから親しまれている武術のひとつです。竹刀を持ち、剣道具を着用して一対一で戦います。
剣道の歴史は日本刀の歴史と重なっており、平安時代にまで遡ります。戦乱の世を経て、太平の時代である江戸になっても、剣道で鍛錬する人々の姿が多く見られました。明治になり、帯刀が禁止されたことによる剣道人気の低下や、第二次世界大戦後の剣道抑圧を経て、今でもなお強い人気を誇ります。
剣道は相手を打ち負かす武術ではありますが、礼節を重んじながら人間形成をすることを目的としています。その高い精神性ゆえに、剣術を必要としなくなった現代でも、剣道を学ぼうとする人は多いです。

女性におすすめの護身術の技

ここからは、女性におすすめの護身術を紹介していきます。
技を披露する機会がないのが一番ですが、知っておくことで、困った時に役立てられます。

手首を掴まれた場合

不意に手首を掴まれた時には、以下のような手順で対処しましょう。

  • 掴まれた方の手のひらを大きくパーに開く。
  • 開いた手を、横向きにして、親指が天を指すようにする。
  • 掴まれた手と同じ側(右手を捕まれたのなら右足)を大きく一歩踏み込む。
  • 踏み出した足に体重をかけながら、全身で伸び上がるようにして肘を高く上げる。
  • 掴まれた手が解けたら、急いで逃げる。

手首で大きく弧を描くことにより、相手の手が外れます。外れたらすぐに逃げましょう。

うしろから抱きつかれた場合

何者かに背後から抱きつかれてしまった場合は、以下のようにして逃げましょう。

  • 持ち上げたり、担がれたりしないように、肩を丸めて、膝を曲げて腰を落とす。
  • 全体重をかけて、相手の足をかかとで踏みつける。
  • 相手が足を引いて、後ろに下がった瞬間に、後頭部で頭突きをする。
  • 相手がよろめいた隙に、お尻を相手の腰に思い切りぶつける。
  • 相手がよろけて拘束がほどけたら、全力で走って逃げる。

ためらわずに思い切りよくやることで、成功率が上がります。

押し倒された場合

床などに押し倒されてしまったら、次のようにして逃げましょう。

  • 相手の腕を挟む形で、自分の両手を組む。
  • かかとをお尻の方に寄せて、膝を立てる。
  • 腰の上部を支点として、てこの原理を利用して腰を浮かせる。
  • 寝返りを打つように、大きく横向きに倒れる。
  • 相手の体が離れた隙に、急いで逃げる。

てこの原理をうまく活用することで、女性や身体の小さい子どもが大柄な男性に押さえ込まれた場合でも、相手の体を持ち上げることができます。

YOLO fitnessも体験しました!

ローコンバットは、スポーツ的な格闘技ではなく、ボディガードや特殊部隊などが身につける実践的な護身術です。
2時間の体験クラスでしたが、対暴漢、対ナイフ、対複数など、さまざまなパターンの実戦練習で、濃厚な内容でした。
かなり実践的な内容なので、男性だけでなく女性の護身としてもおすすめです。
ただし、相手が強い人だととても痛いので、最初の体験はお友達とペアでの参加をオススメします。
ご興味のある方は、ぜひ詳しく調べてみてください。

護身術で自らを守ろう

いつ・何が起こるかわからない時代なので、護身術を身につけていて損をすることはないでしょう。
ローコンバットのような新しい武術もあれば、剣道のように歴史の古いものまで、種類はさまざまです。
また、護身術をエクササイズとして活用している人もたくさんいます。
是非、自分にあったスタイルを見つけてみてください。役に立たなければ役に立たないに越したことはないですが、護身術を覚えておくことで、いざという時に自らを守ることができれば、安心です。

YOLO fitnessでは、カウンセリングからオーダーメイドのメニューを提案し、飽きずに楽しく継続できるようサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

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